植毛されているドールヘッドに用いられているのは、大半が非耐熱繊維です。
つまり、ヘアアイロンやコテなどを使うと繊維が溶けたりしてしまいます。
そこで、お湯パーマが有効なのです。
画像上半分はお湯パーマ後、水気をとった状態です。ちなみに、前髪はセンターあたりをほんの少しカットしてあります。
画像下半分がお湯パーマ前です。予約していたピュアニーモ杏子が到着した当日の写真です。冬だった記憶。前髪がワックス?っぽいもので固められているような感じでした。それに加え、ブリスターに入れられて押し付けられたような感じですね。
お湯パーマによって顔のペイントが剥がれたりすることが怖かったので、ボディから外したヘッドの、髪のふくらみを持たせたい箇所(今回では、おでこのあたりです)にティッシュペーパーを固く丸めて詰め込み、そのままヘッドをラップできつく包んで、ポニーテールのあたりでラップをまとめ、輪ゴムで縛ってから、熱湯をはった器にしばらく漬けました。髪が少し濡れてしまっても、自然乾燥させれば平気です。
ピュアニーモ杏子のヘッドは替えがきかないので、どきどきしていましたが、そっとお湯パーマをするだけでお人形さんがいきいきして来た感じがします。
今回はこのへんで〜。
ツイート